中部部会

異文化経営学会中部部会第8回研究会のご報告

2021/06/21

理事・中部部会長 木村友保

 2021年6月19日、中部部会第八回研究会を開催した。新型コロナウィルスの感染再拡大を心配して愛知県も緊急事態宣言が6月20日まで延長されたため、今年度もZoom開催となった。ただし、昨年度と違って、発表者も講演者もそれぞれの自宅か、所属する大学から参加した。外は雨が降りしきり、風も強かったが、オンライン研究会であったおかげで、馬越恵美子会長をはじめとして、佐脇英志理事、崔圭皓幹事らを含め参加者は合計で27名であった。
 本研究会も、馬越恵美子会長のご挨拶から始まったが、まず中部部会の歴史に触れ、すでに八回目を迎えたこと、さらに中部部会が三校(愛知大学、愛知工業大学、名古屋外国語大学)で協力し合いながら発展したことの強みをご指摘された。
 挨拶の後は、さっそく研究発表がなされた。林慶雲会員(名古屋外国語大学)による「会計における文化的要因について」と鄭安君会員(宇都宮大学国際学部付属多文化公共圏センター)による「トランスナショナルな世界で生きる外国につながる若者の学びとキャリア形成の課題―10人の南米日系人大学進学者を中心にー」という研究発表があった。研究発表に続いて、安村仁志中京大学前学長・学事顧問による「トルストイ・『イワンの馬鹿』のライフスタイル」の演題で招聘講演が行われた。

開催日時:2021年6月19日(土)14時〜
開催方法:Zoom開催
総合司会:木村 友保(名古屋外国語大学名誉教授・本学会・理事)

異文化経営学会会長挨拶 (14時〜14時05分)

中部部会長挨拶(14時05分〜14時10分)

研究報告1 14時15分〜15時10分(報告40分、質疑15分)

報告者:林 慶雲(名古屋外国語大学教授)
演題:「会計における文化的要因について」
司会:木村 友保(名古屋外国語大学名誉教授)

研究報告2 15時10分〜16時05分(時間配分は同上)

報告者:鄭 安君(宇都宮大学国際学部付属多文化公共圏センター コーディネイター)
演題:「トランスナショナルな世界で生きる外国につながる若者の学びと
キャリア形成の課題―14人の若者のロールモデルと
アイデンティティ認識を中心にー」
司会:加藤里美(愛知工業大学経営学部教授)

休憩(16時05分〜16時20分)

招聘講演 (16時20分〜17時35分)

講演者:安村 仁志(中京大学前学長・学事顧問)
演題:「トルストイ・『イワンの馬鹿』のライフスタイル」

以下写真は左から
林慶雲会員
鄭安君会員
安村仁志先生

以下の画像をクリックすると大きなお写真をご覧いただけます。


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